どうも〜、ヨッシーです。
今年に入ってから、「米国株」高配当投資というものを知りました。
私は先日、
VIG (バンガード・米国増配株式ETF )を7株
SPYD(ポートフォリオ S&P 500 高配当株式ETF)を40株
QYLD(グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF)を330株
を購入しました。
今回は、VIGについてご紹介したいと思います。
SPYDの記事については、こちら
VIGとは
VIGは10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成されている株式ETFです。
構成銘柄は定期的に見直され、増配の可能性が低い銘柄は除外されます。
運用会社 | バンガード社 |
設定年 | 2006年 |
経費率 | 0.06% |
総資産額 | 580億ドル(2021年6月22日現在) |
銘柄数 | 212銘柄 |
配当頻度 | 年4回 (3,6,9,12月) |
配当利回り | 1.67% |
組み入れ回数 | 年1回(毎年3月に実施) |
VIGの運営会社は世界3大運用総資産を誇るバンガード社で信頼性があり安心です。
経費率も0.06%と非常に良心的です。
でも、米国株なので売買の際には、買付手数料と為替手数料が必要になります。
VIGは2006年から運用されており、リーマンショックも経験しています。
10年以上増配し続けている財務健全優良企業のみがVIGに組み込まれていますが、
しかし配当利回りはそこまで高いとは言えません。
増配し続けている事が必ずしも高配当に直結しているとは言えないからです。
でも、それは資産を増やす上でデメリットになるという訳ではありません。
VIGは成長し続ける企業が中心で長期運用でのトータルリターンが期待できます。
1位はマイクロソフト、2位以下もウオルマート、P&G、ジョンソンエンドジョンソンなど
米国の伝統的な大企業が名を連ねています。
比率を見ると、1位のマイクロソフトでもわずか4.18%、上位5銘柄を足しても20%程度
大きな偏りがなく、非常によく分散されています
セクター別に見ても、消費財、ヘルスケア、テクノロジーとバランスよく分散しています。
ただし、テクノロジーの比率が低めのためS&P500よりも成長が低いということになります。
構成銘柄から考える
バンガード・米国増配株式ETF(VIG)の主な構成銘柄としては、下記の10社が挙げられます。
企業 | ティッカー | 比率(%) |
Microsoft Corp | MSFT | 4.18 |
JP Morgan Chase & Company | JPM | 3.79 |
Johnson & Johnson | JNJ | 3.67 |
Wal-Mart Stores | WMT | 3.38 |
Unitedhealth Group Inc | UNH | 3.22 |
Visa Inc | V | 3.21 |
Home Depot | HD | 2.91 |
Procter & Gamble Company | PG | 2.81 |
Comcast Corp A | CMCSA | 2.21 |
Coca-Cola Company | KO | 1.97 |
誰もが知っている様な有名企業が並びます。
10年以上増配を続けるような財務健全優良企業に分散投資ができるという点もVIGのメリットです。
配当金(分配金)等の不労所得を得ることは
そのお金を生み出してくれる存在には利回りと同時に安定感が必要になります。
この安定感に定評があるのが、運用コンセプトからも分かる様にVIGです。
超長期で考えれば、VIGは選択肢の一つとして間違いないです。
構成セクターから考える
セクター | 比率(%) |
消費サービス | 22.1 |
資本財 | 16.6 |
ヘルスケア | 15.2 |
テクノロジー | 12.9 |
生活必需品 | 10.0 |
金融 | 14.1 |
公益 | 3.8 |
電気通信 | 2.2 |
素材 | 3.1 |
VIGは資本財、一般消費財、ヘルスケアの割合が多いです。
エネルギーセクターや不動産(リート)セクターをほとんど含まないのも特色の一つです。
財務健全性や連続増配を考慮すると上の様なセクター割合を占めることになります。
エネルギーセクターや通信セクターに比重を置く高配当ETFのHDV
または不動産(リート)セクターの比重が多いSPYD等と相性が良いかもしれません。
増配率から考える
以下はVIGの10年チャートです。
経済ショックを乗り越え、綺麗に右肩上がりである事が見て取れます。
設定来の増配率は脅威の300%越え。つまり4倍以上になりました。
過去の実績からも分かる様に、今後確実に増配していくことが伺えますね。
この増配を続けていく事実こそが、安定感につながる事は言うまでもありません。
また、2020年はコロナショックで経済に大きなダメージがありましたが
前年比で増配となっています。
実は2019年の増配率よりも高い増配率に落ち着いたところも驚きです。
また、2021年6月についても前年同期比で増配となりました。(12.39%の大幅増配で0.675ドル)
VIGのメリットは、
●安定した配当が見込める
●堅調な株価の上昇が見込める
●インカムゲインとキャピタルゲインを狙うことができる
このコロナ禍でも増配率を上げていく底力はさすがと言えます。
しかしながら、分配金の利回りの低さについては否定できないのも事実です。
よって、VIGは長期的な配当金だけではなく、値上がり益も期待できるETFと言えます。
まとめ
今回は、VIGについて紹介しました。
配当に関してはコロナショックにも負けずに増配を続ける力強さがあります。
コロナショック時は同じくらい下落しています。
●経費が0.06%と非常に安い
●米国の大企業にバランスよく分散投資できる
●過去10年間で3倍のパフォーマンス
●過去10年で12%超えの高いリターン
●インカムゲインだけじゃなくキャピタルゲインも期待できる
VIGはポートフォリオの主力になりえるETFだといえます。
よりディフェンシブなポートフォリオに組み込みたいときに適していると考えます。
私もこれから、少しづつ買い増しをしていこうと思っています。
参考にしていただければ幸いです。
投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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